頭痛と共生

頭が痛いという感覚は小学生の頃からあった。痛みが出るのは雨が降る前やどんより曇りの日だった事は鮮明に覚えている。まるで天気予報だった。

頭痛の他にも足に痛みが出た。膝上から鼠蹊部までの間の奥の方、中の方がジーンと痛む。感覚的に冷えてる感じがした。小学生なのに病院で足に電気をあてていた。頭痛の時は腕に鍼注射(何度も鍼をさす)をしてもらっていた。

痛み止めは処方されなかった。

中学生になり、生理がはじまったこともあり頭痛の頻度は増えた。我慢出来る程度だが、この頃からバファリンを飲むようになった。

高校生になり、頭痛で感じる痛みが強くなり薬はいつもカバンに入れて持ち歩くようになった。痛みが出ると普通に座っているだけでも頭が重くて授業も聞けないし何より友達と楽しく過ごせなかった。

薬は効いていた。なので何も考えずに飲んでいた。まさか、その何年も先にその薬が体にとっては負担になるだけと知る由もなく。

バファリンやイヴなどの頭痛薬は一通り飲んだ。バファリンは錠剤が大きく感じたのでイヴや顆粒のハッキリエースをよく飲むようになっていた。コロコロ変えたのは、薬が効かないと感じるようになっていたから。

薬は同じものを飲みすぎると効かなくなる。直接医師に言われたわけではないが、薬剤師の親を持つ友達からよく言われていた。

その頃の私は、薬は飲むもの。飲めば治ると信じていた。

 headache

頭痛は年をとるごとにひどくなっていった。それはWindows 95が出始めて仕事でパソコンが欠かせないようになってからはもっとひどくなった。当時は大きなデスクトップが主流で、椅子に座るとちょうど斜めに身体を向けている姿勢を長時間保っていた。今みたいに真正面を向いていても疲れるのによくあんな姿勢で仕事をしていたものだな、と驚く。その姿勢のせいで背骨が軽く歪んでしまった。この頃から肩こり原因の頭痛がするようになった。しまいには目がくらみ吐き気までして仕事にならない日もあった。しかもせっかくの土日休みにはさらにその痛みが激しくなり自宅から一歩も出ることがない日も多々あった。

何とかしたい。これはまずいと思うようになり、とりあえず病院へ行った。

ちょうどたまたま見たテレビで頭痛外来についてやっていた。残念ながらその病院は自宅からは程遠かったので行けなかったが頭痛外来を知ることが出来てよかった。ひどい頭痛で悩んでいる人がたくさんいることもわかり妙な安堵感を感じた。

頭痛の原因は様々で、それを調べるためには3ヶ月から半年、毎日自分が何を食べ何を飲んだか、天気はどうだったか記録しないといけないとの事。気が遠くなった。かなり面倒だ。そこまでしないとわからないなんて頭痛は厄介だ。

とにかく痛みさえなければそれでいいと思っていた。私より周りが、吐き気もあったのでもしかしたら頭痛以外の原因があるかもしれないと心配していた。

私自身も怖くなり病院へ行った。

まずは問診で痛みについてたくさん聞かれました。どの辺りがどんな風に、いつどのくらい痛むのか? 考えられる原因は何だと思うか?など

それからCTとMRIを撮りました。初MRIでした。狭くて暗くて動けないので尚更怖いと聞かされてましたが、狭くて動けないのが一番辛かったです。あと、すごい音がします。でも事前に言われていたので心構えは十分でしたので大丈夫でした。閉所恐怖症の方は無理かもしれません。

結果は後日という事で、しばらくドキドキでした。何かあったらどうしようというしなくていい心配を毎日してました。

1週間たち結果を聞きに行きました。

 

『異常なし』でした。

ひとまず安心しました。かれこれ20年以上も前の事です。

 

それからもしばらく頭痛は続きます。

薬が手放せないのが嫌で、何とか薬がなくても生活したいと思うようになり、痛みの仕組みや薬について、自然療法についてを学ぶようになりました。

そして遂に薬断ちを決行することになったのです。

薬断ちをしてどうなったのか?

自分でも驚きを隠せないほど劇的に変わりました。

長くなりましたので次回に。